住まいは資産という昔ながらの伝説を信じていますか？
あなたの住まいは資産？それとも負債？
結論を先に申し上げますと・・
賃貸なら負債（毎月費用がかかる）だし、
持家でもローンが残っていれば負債です。
簿記上は家や土地は資産勘定に仕分けされますが、
同時に住宅ローンや税金等の負担が重すぎるからです。
それに土地や建物の固定資産評価なんて、
実際より高く評価されるようになっています。
※その方が税金をたくさん取れるからで、
売却時には市場価格の安さに唖然としますよ。
住宅をローンで買うということは、
大変な負債（借金）を背負って、
負債（税金を払い続ける）を買うことです。
ただし例外もあって、
換金性の高い超優良物件だけは、
毎年高い税金を払っても、
資産と言えそうですね。
住宅を資産化するためには
①現金で優良物件を買って高い家賃収入を得る
②現金で格安物件を買って安い家賃収入を得る
以上２通りの方法が考えられます。
どちらも税金や維持費などの支出より、
家賃収入が上回る必要があります。
住まいも土地もそれを運用して、
はじめて資産となるのです。
だから自分がそこに住んでしまえば、
収入が無いので負債となります。
しかし年間の支払家賃よりも、
年間の維持費が安ければ、
許容される負債だとは思います。
あなたの自宅はあなたのものじゃない？
日本人のほとんどの方が銀行ローンを組んで、
住宅を購入されるのではないでしょうか。
その場合ローンを完済し抵当権を抹消するまでは、
名義はあなたでも実は銀行が自由に処分できるのです。
仮に３０年ローンで２０年支払っても、
３回程（銀行によりますが）滞納してしまうだけで、
大切な家から追い出されてしまう恐れがあります。
よく不動産登記簿謄本を確認すれば分かりますが、
抵当権者として銀行の名前が記載されていますね！
この抵当権を抹消するまでは、
本当の持ち主は抵当権者の銀行なのです。
銀行が抵当権を実行しない限りにおいて、
そこに住んでいられるというだけなのです。
※ 抵当権の実行とは、ローンの残金を
回収するため裁判所に申し立てをすること。
住宅を購入するのは素晴らしいこと？
むかしから日本では家を建てたり、
マンションを購入したりすると・・
「すごいね！」「大したものだ！」
などど褒められることが多いですよね。
新築祝いを親戚やら友人などから贈られ、
有頂天になってしまったかもしれません。
しかしこれが地獄の一丁目・・・
となる可能性が高いことも、
覚悟しておかなくてはいけないのです。
ともあれ、あなたが健康で働き続けられ、
お勤めの会社が倒産しなければ大丈夫ですよ。
そのような保証は全くないのが実態ですが・・・
お金持ちの考え方
お金持ちは理由もなくお金を使いません。
しかし、必要があればお金を惜しみません。
家も車も洋服もなにもかも、
投資（自己投資を含む）として、
あるいは税金対策として考え、
採算が合うものしか買いません。
成金（突然お金持ちになった方）は別として、
普段はとても質素な生活を送っています。
時間を一番大切にしているので、
自分や家族のために時間を使います。
お金持ちの皆さんは、
収入を得るために自分の大切な
時間を使うことはありません。
自営業をしているか、
資産運用でさらに資産を増やしています。
お金持ちの行動パターンを、
できるところから真似することが、
不幸を避け幸せを呼ぶ方法です。
日本でこういう大事なことは、
義務教育では絶対に教えられません。
国民を勤労者に仕立てあげ、
働かせるために教育しているのですから。
まとめ
これから住宅を購入しようと考えているあなたに、
いったん立ち止まって冷静に行動されることを願います。
できることなら、キャッシュで購入するための
ステップを踏んでから（お金持ちの行動を真似する）
資産価値のある住宅を手に入れてほしいと思います。
住宅ローンは銀行のためのシステムですから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ＤＩＹの記事では、
住まいに関するお悩みを解決する
ヒントもお届けしています。
例えばこんなミステリーも・・
👇👇👇
なお質問等があれば、
いつでも受付けています。
あなたのスマイルをゲットすることが、
管理人の使命だと信じているからです。
